
1.成長期の子どもの骨には大人と違い、長い骨の両端(腕や足など)にある骨端線とよばれる柔らかい骨(軟骨)があります。この部分は骨(身長)の伸びに関係しここが伸びることにより骨(身長)が伸びるようになっていますので大人になるにつれて硬い骨へと変わり、はじめて骨格が形成され骨(身長)の伸びが止まります。しかしながら軟骨のため損傷(はがれなど)を受けやすくなっており、この部分の損傷如何では将来の骨の形成がかわってしまい、スポーツだけでなく日常生活にも支障をきたす恐れがあるのです。そして投球(スローイング)時にかかわる肘や肩の筋(腱・靭帯)がこの部分に付着しているため、繰り返し弱い軟骨部分を引っぱり故障となるのです。これは子どもだけにある障害で肘・肩以外の膝などにも発生し、またそれ以外にも大人同様に野球肘・野球肩などの障害もあることを認識しなくてはなりません。
加えて、成長期は使いすぎだけではなく、筋力がありすぎても骨とのバランスが悪くなり
障害を招くことにもなります。骨はまだ未熟であることを認識しなくてはなりません。
従って、このような障害をおこさないようにするための方法の1つとしてストレッチやマッサージなどを行い、筋を柔軟に保ち予防(障害に対する準備)するということが何より大切であります。
2.近年の子どもたち(現代人)の柔軟性は低下しております。なぜでしょう?様々な原因がありますが、ひとつは日常生活の変化が挙げられると思われます。
(1 )和式トイレ⇒洋式トイレ便利さや楽を求めたがためであると思います。昔は日本の生活習慣(@やA)のなかで自然と下半身のストレッチ(足首・アキレス腱・膝・股関節)を行っていたため自然と柔軟な下半身になっていたものと思われます。(昔のヤンキーはうんこ座りができた。今のヤンキーは足首が硬く地べた座り)ですから今の子どもたちは意識的にストレッチを習慣づける必要があると思います。また、遊び感覚のアメリカの野球少年と違って日本の少年野球では練習量が多くそして一生懸命全力でプレーするので、負担の度合いが違い、日頃や練習前後のストレッチがたいへん重要なのです。しかしながらストレッチを普段の生活に習慣づけるのは簡単なことではありません。なぜなら子どもにとってストレッチはおもしろくも何ともないものなのですから。大人でも長続きしないですよね。しかし、1人ではできなくてもみんなとやれば何とかできる。それも楽しみながらできればなおさらですね。トレーニングは楽しくできなければ気持ちが続きません。ストレッチも柔軟性のトレーニングなのでESCでは楽しめる環境づくりを目指し、子どもたちに良い影響(習慣づけ)を与えられるようサポートしていきます。

